今が旬!山椒の種類とおすすめの使い方

2021.05.17

うなぎの蒲焼きにかけることでお馴染みの粉山椒。

でも、この粉山椒って、元々はどんなものかを知っている方、意外と少ないのではないでしょうか。

今日は、山椒って元はどんなものか、どんな風に作られているのか、また「うなぎの蒲焼きにかける」以外にオススメな使い方をご紹介しようと思います。

 

そもそも、山椒って?

 

山椒は、ミカン科サンショウ属に類する落葉樹、木の名前なんです。

4月から5月にかけて黄色い花が咲き、6月頃になると青い実がつきます。これが一般的に実山椒と呼ばれ、ちりめん山椒や佃煮などの料理に使われるもの。さらにその後、赤くなるまで成熟したものは、乾燥させて粉山椒として七味唐辛子に利用されます。

また、英語圏では「ジャパニーズペッパー」と言われることが多く、近年海外でも注目されているスパイスなんです。

 

粉山椒って自宅で作れるの?

粉山椒は市販でも手に入りますが、実は手作りすることもできるんです。実山椒から作った粉山椒は香りが強いので、市販のものよりも美味しいので、オススメ!

早速、粉山椒の作り方をご紹介しますね。

 

粉山椒の作り方

①まず、バラバラにした山椒の実を数日間乾燥させます。

②しっかり乾くと皮が割れ、中から出てくる黒い種のようなものが出てきます。それを1つ1つ丁寧に取り除き、皮の部分だけが残るようにしましょう。手間のかかる作業ですが、黒い部分はとても硬く、でそのまま粉末にしてしまうと香りも口当たりも悪くなってしまいまうので欠かせない工程です。

③皮だけになったらミキサーなどで細かく粉砕します。その後、ふるいなどで粗いものを取り除けば完成です。

作りたての粉山椒は香りも辛みも強いので、量を調整しながら使って下さいね。

 

山椒の種類

 

山椒って、実は種類がいくつかあるんです。ここでは、代表的な山椒の種類をいくつかご紹介します。

 

朝倉山椒(あさくらさんしょう)

一般に市販されている山椒の多くはこの品種や派生種です。これは、雌雄同株で栽培しやすいため。

兵庫県が原産といわれ、香り高くマイルドな辛味が特徴です。

 

葡萄山椒(ぶどうさんしょう)
朝倉山椒から派生した品種とされ、樹高が低く枝に小さなトゲがあります。

和歌山県特産の山椒で、ぶどうのように実がたくさんできることから栽培にも適している品種です。大粒の実を乾燥させて香辛料や薬用に用いられます。

 

山朝倉山椒(やまあさくらさんしょう)
自生する野生の朝倉山椒。栽培している山椒の種を鳥が運び、自然に発芽・生育したものなんです。枝に短いトゲを持つのが特徴です。

 

竜神山椒(りゅうじんさんしょう)
和歌山県田辺市の龍神温泉あたりで栽培される特産山椒。葉が卵のような形をしていて、普通の山椒と比べて葉の数が3枚から5枚と少ないのが特徴です。

 

高原山椒(たかはらさんしょう)
岐阜県飛騨地方の高原川周辺で栽培されていたことから、この名が付けられています。

ほかの山椒と比べると実が小ぶりですが、香りのよさとしびれるような辛さがあり、うなぎ屋さんから人気の高い山椒です。

 

粉山椒のおすすめな使い方

粉山椒って、「冷蔵庫にあるけど意外と使ってないかも」という方は多いと思います。ここでは、そんな粉山椒のおすすめの使い方をご紹介します!ちょっと振りかけるだけでいつもと一味違う料理に仕上がるので、ぜひ試してみてください。

 

①カレーに少し振りかける

 

自宅で作るカレーにはもちろん、忙しくてレトルトカレーを食べる時でも一振りかけるだけでシビ辛カレーになり、辛さに深みが出ます。

香辛料のピリッとした辛さとは少し違うので、辛いものが苦手な人にもおすすめですよ。

 

②和風サラダにかける

 

和風ドレッシングや、塩ベースのドレッシングでサラダを作った時に仕上げにさっと粉山椒を振りかけるのもおすすめ!少し辛味がある締まりのある味付けに仕上がりますよ。

 

「山椒」について、少し詳しくなっていただけましたか?

世界でも注目されている山椒を使いこなして、食事・料理をより楽しんでいきましょう。

 

 

この記事の著者のプロフィール

夫婦ユニット「てとてと」

「てとてと」とは料理人の井上豪希とライフスタイルデザイナーの井上桃子による、食にまつわる様々な活動をする夫婦ユニットです。紹介&予約制の食事会「てとてと食堂」や料理教室の運営、企業へのレシピ提供、商品開発、ブランディングなども手がけています。

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