いつものお料理に、ちょっとした工夫を加えるだけで、でおもてなし料理に変わります。年間100回のホームパーティーを開催する夫婦ユニット「てとてと」ならではの、おもてなし料理のコツをご紹介します。

食べられる花、「エディブルフラワー」をご存知ですか?
エディブルフラワーとは、「edible」= 食べられる+「flower」=お花
つまり食べるために栽培されたお花のことです。おしゃれなカフェやレストランのメニューで時折みかけることがあるのではないでしょうか?
食べることを目的として作られているエディブルフラワーは、農薬や化学農薬などを使わずに栽培されているところがほとんどなので、観賞用の花とは違い食べても安心です。
逆に、観賞用の花は、農薬の規制がないので食べないようにご注意を。「エディブルフラワー」として販売しているものを購入しお召し上がりください。
一般に流通している花は観賞用として育てられているため、農薬の制限は得にありません。 その為、体に有毒な農薬(水銀や食用に用いない化学農薬など)を使用している場合も多いのです。決して、花屋やホームセンターなどのお花は口にしないで下さい。また、花の中には有害な花(オダマキ・キキョウ・アネモネなど)もあるのでみだりに花を食べる事はやめましょう。
エディブルフラワーは、品揃えが良いスーパーや直売所、道の駅などで販売しています。どうしても手に入らな場合は、インターネットからも購入することができるので、ぜひホームパーティーや、特別な日の食事に活用してみてください。
今回は、エディブルフラワーの活用法を5つご紹介します。
1.プリンのへの盛り付け
出典:http://tetoteto.info/[/caption]
デザートとエディブルフラワーの愛称は抜群です。
食事の最後に、エディブルフラワーの添えられた、お皿が目の前にだされたら、とても幸せな気持ちになります。
たとえば、シンプルな牛乳プリン。お皿がちょっと寂しいなと感じた時に、鮮やかな色のエディブルフラワーをポンと一つ添えてみてください。一気に見た目が華やかになります。
2.フルーツタルトへの盛り付け
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フルーツタルトの盛り付けにエディブルフラワーを使うと、とてもゴージャスでキュートなスイーツに仕上がります。
メインのイチゴが、濃い色なので、薄い色合いのエディブルフラワーを選ぶと、バランスよく盛り付けできます。ハーブの緑色も差し色となって、目にも美味しい盛り付けになります。
ホームパーティーでは、みんなでワイワイいいながら、盛り付けを楽しむのもいいですね。
3.フルーツカプレーゼ
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エディブルフラワーはフルーツにもよくあいます。
オレンジ、モッツァレラ、生ハムに白ワインビネガーとオリーブオイル、白、胡椒を振りかけ、ディルとエディブルフラワーを散らします。
エディブルフラワーの色を選ぶときのポイントは、まずは同系色か補色で考えてみてください。
・同系色(オレンジに、黄色のエディブルフラワー)
・補色(オレンジに、青〜紫色のエディブルフラワー)
写真では、補色の紫色のエディブルフラワーを使用しています。
4. エディブルフラワーのサラダ
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あしらいとしてではなく、エディブルフラワー自体をモリモリ食べるサラダです。
レタス・かいわれ大根・トレビス・トマトをベースに、黄色と紫の食用菊の花弁を混ぜ込み、盛り付けとして、さらに食用菊をそのまま散らすと、お花畑のようなサラダになります。
5.チャーハンの薬味に
出典:http://tetoteto.info/[/caption]
チャーハンの薬味として、花穂紫蘇(はなほじそ)もオススメです。
花穂紫蘇とは、紫蘇(しそ)の花穂(はなほ)のことです。
見た目が可愛らしく、日本料理やお刺身などのあしらいとして用いられたり、しているのを見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
花穂紫蘇も、紫蘇の香り・味がするので、飾りとしてだけでなく、薬味としても活用できます。
いかがでしたでしょうか?
ちょっとしたあしらいとして使ったり、花そのものを食べる料理を作ったり。使い方は工夫次第で色々あります。
ぜひ、皆さんの食卓にもエディブルフラワーを取り入れてみてください。