ホームパーティーに役立つ「ポテトサラダのアレンジ」
2020.08.03
いつもの作り置きに、ちょっとした工夫を加えるだけで、おもてなし料理に変わります。年間100回のホームパーティーを開催する夫婦ユニット「てとてと」ならではの、おもてなし料理のコツをご紹介します。
出典:http://tetoteto.info/[/caption]
ポテトサラダを日持ちさせるには、きゅうりなどの水分が出る野菜を入れないことをオススメします。
ただ、そうすると、じゃがいもだけの真っ白なポテトサラダになり、おもてなし料理としてお出しするには少し物足りなさを感じませんか?
今回は、シンプルなポテトサラダに一手間を加えて、みんなが喜ぶおもてなし料理にアレンジするレシピをご紹介します。
ベースとなる「ポテトサラダ」をつくろう(調理時間:30分)
材料(1人前)
じゃがいも 500g
マヨネーズ 75g
米酢 10cc
砂糖 10g
白だし 10cc
塩レモン 10g(レモン汁 小さじ2、塩 少々)
粒マスタード 15g
黒胡椒 適量
作り方
【1】 じゃがいもを茹でて、皮をむき適当な大きさに潰す
【2】 調味料を全て混ぜ合わせて、ドレッシングを作る
【3】 粗熱が取れたじゃがいもに、❷をよく和える
普段の食卓に並べるときは、かいわれ大根を下に敷いて盛り付けると彩や食感のアクセントになるのでオススメです。
ポテトサラダが完成したところで、こちらを使った、ホームパーティー用のアレンジレシピを「初級編」「中級編」「上級編」と3つに分けてご紹介します。
初級編:フルーツやエディブルフラワーと一緒に盛り付ける(調理時間:5分)
出典:http://tetoteto.info/[/caption]
1. レタスと紫キャベツを千切りにして、お皿やバットに敷き詰めます。
2. その上にポテトサラダを盛り付け、ブルーベリーと食用菊の花弁を散らすと、デパ地下のお惣菜コーナーに並んでいるような、パッと華やかなポテトサラダになります。
3. ポテトサラダにコンビーフを混ぜ込むと、もっとリッチな味わいになります。
出典:http://tetoteto.info/[/caption]
ちなみに、それぞれのお料理をすべて白いバットに盛り付けて並べるとビュッフェ形式のホームパーティーのしつらえを作ることができます。
中級編:女子会に人気!ピンクのポテトサラダ(調理時間:5分)
出典:http://tetoteto.info/[/caption]
1. ビーツの水煮缶詰の煮汁をじゃがいも中1個につき10cc程度、完成したポテトサラダに混ぜ込むと、ピンクのポテトサラダに
2. 小さなお皿に一人分ずつ盛り付けるのも可愛いです
3. 仕上げに、乾燥クランベリーとハーブ(チャービル)をトッピング。小さく刻んだビーツを盛り付けても良いと思います。
ちなみにビーツの水煮は、食べやすい大きさにカットして、フライパンでオリーブオイルと一緒に軽く炒めて、2:1:1の酢:砂糖:マスタードで和えると美味しいです。
炒めたセリや空芯菜を下に敷くと彩豊かな一皿に。
出典:http://tetoteto.info/[/caption]
上級編:高級感のあるポテトサラダ(調理時間:10分)
出典:http://tetoteto.info/[/caption]
ポテトサラダは、盛り付けや食材のチョイスを変えると、レストランのような一皿にも早変わりします。
1 . ポテトサラダ1人前に、ガリ40g を刻んで混ぜ合わせます。
2. セルクルという「底のない枠のみの型」を使って、ポテトサラダを整形し、平らなお皿に盛り付けます。
3. 周りにはタデを。上面には、とびっこ、ウニ、ビーズ状に固めたワサビの粒、マイクロトマトをバランスよく盛り付けます。
4. 仕上げにバルサメイラ(りんご酒でつくったお酢)をお皿に引いて完成です。
ガリとワサビを混ぜ込んだポテトサラダとウニ、とびっこの組み合わせは、お寿司を食べているような感覚になる一品です。
ここまで変わった食材を揃えるのはなかなか大変ですが、本気を出せばポテトサラダもおしゃれに、そして高級に見せることができるのです。
ちなみに、こちらの食材たちはすべて地元の品揃えの良いスーパーで仕入れました。ちょっと変わった食材を求めて、品揃えのよい最寄りのスーパーを探す旅にでるのも楽しいです。
また、いつものスーパーでも、「変わった食材がないかな〜」と思いながら注意深く棚を眺めていると、意外と面白い食材と出会えたりするのです。
また、バルサメイラのような珍しい調味料は、百貨店の催事やグローサリーストアで手に入れることができます。
食材へのこだわりを極めるのも楽しいものです。興味をお持ちいただけましたら、ぜひお試しください!