一度まとめて作っておけば、単品でも美味しく、かけたり、和えたり、色々な料理にアレンジも出来る「万能ソース」をご紹介するこのコーナー。
今回はソースとは違いますが、ソース感覚で使えて冷蔵庫に常備しておくと、とても便利な作り置きをご紹介します。

爽やかな香りと食感が楽しい「きゅうり」。塩揉むだけで、簡単に作れる「塩揉みきゅうり」の作り方をご紹介します。
地味な印象の塩揉みきゅうりですが、作り方や調味料の工夫で、単品でも美味しく、アレンジの幅も広い優秀な作り置きになります。
今回は「塩」のかわりに、塩味を感じられる「白だし」を使用することで、ワンランクアップした塩もみきゅうりになるレシピをご紹介します。
「万能塩揉みきゅうり」をつくろう(調理時間:20分)
材料(4人前)
作り方
【1】きゅうりを切る
きゅうりは、洗ってから、1cm厚の斜め切りにする。
【2】塩を振って揉む
❶に白だしを振って、全体に行き渡るようによく揉み込んで、15分ほど置いておく。
【3】きゅうりを絞る。
きゅうりを硬く絞る。
【4】油をまぶす
油を入れて、全体に行き渡るようによく混ぜる。
油が全体を覆うと、きゅうりの透明感が増し、色ガラスのような見た目になる。
保存用容器に移せば、冷蔵庫で3日ほどもつ。

ここからはこの「万能塩揉みきゅうり」を使ったアレンジメニューを2つご紹介したいと思います。
「きゅうりのチャーハン」をつくろう(調理時間:20分)

材料(2人前)
卵 :2個
万能ネギ :1/2束
作り方
【1】冷やご飯と卵を混ぜる
冷やご飯と卵を合わせてよく混ぜる。
【2】万能ネギを切る
万能ネギを小口切りにする。
【3】ご飯を炒める
よく熱したフライパンに油をひいて、❶を炒める。
箸を使って混ぜ合わせながら、パラパラになるまで根気よく混ぜながら炒める。
パラパラになってから、中華スープの素を入れて、全体に行き渡るように炒め合わせ、火を止める。
【4】他の材料を和える
塩昆布、万能ネギ、万能塩もみきゅうりを入れて、ざっくり和える。
【5】器に盛り付ける
器に盛り付けて、鰹節や海苔を振りかけて完成。
「きゅうりの牛肉の中華炒め」をつくろう(調理時間:20分)

材料(2人前)
片栗粉 :小さじ1/2
Aみりん :大さじ1
作り方
【1】牛肉に片栗粉をまぶす
牛肉を広げて、片面にだけ片栗粉をまぶす
【2】牛肉を焼く
よく熱したフライパンに油をひいて、❶を炒める。
全体に焼き色がついたら、Aを全て入れて炒め合わせる。
とろみがついて来たら、火を止める。
【3】きゅうりを和える
❷に万能塩揉みきゅうりを和える。
【4】器に盛り付ける
器に❸を高さが出るように盛り付ける。
小鉢などの少し深さがある器に盛り付けると映える。
美味しいきゅうりの選び方
美味しいきゅうりの選ぶポイントは、表面のイボがしっかりと尖っているきゅうりです。
品種によってはイボがないきゅうりもありますが、全体にハリがあり、イボが尖ったきゅうりは美味しいです。形は曲がっていても真っ直ぐでもどちらも太さが重要です。曲がり方よりも太さが均一になっている方が美味しいです。
きゅうりの豆知識
きゅうりは夏が旬の野菜ですが、一年中スーパーなどで手に入るものなので使い勝手が良い野菜の一つです。みずみずしくシャキッとした食感や、きゅうり独特の風味が日々の食卓のアクセントとして欠かせません。
きゅうりの漬物を作るとなると色々手間がかかり大変ですが、この塩揉みきゅうりは、簡単に手軽に出来てお塩だけでなくダシが効いてるのでご飯のお供やお酒のおつまみにとっても良いです。
歯ごたえのあるきゅうりをよく噛むことで満腹中枢を刺激して食べ過ぎの予防にもつながり、カロリーも低いのでダイエット効果にもなります。