一度まとめて作っておけば、単品でも美味しく。
かけたり、和えたり、色々な料理にアレンジも出来る「万能ソース」をご紹介します。冷蔵庫に常備しておくと、とても便利です。
素麺や冷奴の薬味として使われる「みょうが」。独特の香りと苦味を生かして、爽やかな味わいの万能ソースと、アレンジレシピを紹介します。

「万能みょうがソース」をつくろう(調理時間:5分)
材料(4人前)
作り方
【1】野菜を切る
みょうがは、縦に半分に切って、1mm厚の半月切りにする。
生姜は、皮を剥いて、みじん切りにする。
万能ネギは、1mm幅で小口切りにする。
【2】材料を混ぜる
❶とAを合わせてよく混ぜる。
【3】保存する
蓋付きの保存容器に入れて保存する。冷蔵庫で3日くらいを目処に使い切るようにしましょう。冷凍保存も可能です。その場合は、チャック付きの保存袋に入れて空気を抜いて保存しましょう。

ここからはこの「万能みょうがソース」を使ったアレンジメニューを2つご紹介したいと思います。
1 . 焼きなすのたたき(調理時間:20分)

材料(2人前)
作り方
【1】焼きなすを作る
皮ごとナスを焼きます。魚焼きグリル、オーブントースター、直火で焼くのがオススメです。
皮が焦げてきたらひっくり返して両面焼きます。魚焼きグリル、直火で焼く場合は、弱火で焼くようにしましょう。オーブントースターの場合は、上下のヒーターに火が入るようにすると良いです。
焼けたら、皮を剥いて、適当な大きさに切る。
【2】万能みょうがソースと合わせる
❶と万能みょうがソースを合わせてよく混ぜる。
合わせてすぐでも美味しいですが、冷蔵庫で1時間ほど休ませると味が全体に染みて一層美味しくなります。
【3】盛り付ける
器に盛り付ける時は、少し深さのある小鉢や碗を使うのがオススメです。汁気があるので平皿だと予期せぬ方向に流れてしまって、美しく盛り付けるのが難しいです。
平皿に盛り付ける場合は、汁気を切ってから盛るつけると美しく盛り付けることができます。
【4】保存する
蓋付きの保存容器にうつせば、冷蔵庫で保存できます。3日くらいを目処に食べ切るようにしてください。
2 . みょうがの冷奴(調理時間:20分)

材料(2人前)
糸唐辛子 :適量
作り方
【1】豆腐の水分を切る
冷奴を美味しく作るコツは、食べる20〜30分前に豆腐の水を切り始めることです。
ザルやバットに上げて、冷蔵庫で20〜30分放置するだけなので、是非試してみてください。
【2】万能ソースをかける
❶の上に万能みょうがソースをかける。
【3】盛り付ける
器に盛り付ける時は、少し深さのある小鉢や碗を使うのがオススメです。汁気があるので平皿だと予期せぬ方向に流れてしまって、美しく盛り付けるのが難しいです。
みょうがの豆知識
ショウガ科の多年草で原産は日本です。 日本でしか食用とされていない野菜らしく、ソウルフード言っても差し支えない食材です。
みょうがの独特の香りの正体は「αピネン」という香り成分。この「αピネン」には、近年研究が進み様々な効能効果が報告されています。
ガンや脳卒中などの生活習慣病を予防する効果があるとされています。これは、「αピネン」が活性酸素を除去する効果を持つためと言われています。
また「αピネン」は、胃液の分泌を促し、食欲を増進させる効果もあります。食欲が落ちる暑い夏にそうめんを食べる時、みょうがをのせて食べるのは、理にかなっているというわけです。
ちなみに、この「αピネン」を含めたミョウガの香り成分は分子量が小さく、香りが飛びやすいので、加熱しない方が効率的に吸収できます。生食でも美味しい野菜なので、この万能ソースのように生で食べれる調理法が望ましいです。