【我が家の器】藤崎均さん

2020.10.08

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作家さんが作った器が大好きな僕たち。

陶器市などに足を運んで、知り合いになった作家さんの工房を訪れ、どんな環境でどんなふうに作っているか、実際にこの目で見たりお話を聞いたりして、作家さんの人柄や、器に込められた想いなどに思いを巡らすようにしています。

そうしてお迎えした器たちに、自分の作った料理を盛り付けるのは、とてもワクワクします。

「料理は見た目が6割」と僕の父親から教わりましたが、まさにその通りだなと思っています。見た目とは盛り付けの美しさもありますが、その美しさも器あってこそだと思っています。

ここでは、そんな僕が愛用している食器と、その作家さんたちを紹介してみたいと思います。

 

藤崎均(神奈川県相模原市)

今回は、僕の友人でもある藤崎均さんをご紹介したいと思います。

藤崎均

1972年九月生まれ
1994年 日本大学芸術学部卒業後、(株)ヒノキ工芸入社
2001年 渡伊。ミラノに工房を構える。
2007年 帰国。工房を相模原市に構える
2012年 相模原市にギャラリーを構える。
2020年 新ギャラリーの開設に向け、改装中。

藤崎さんとの出会いは、富山へ職人さんを訪ねる旅を企画した際に、ご同行いただいたのがきっかけでした。

道中の車でいろいろな話をしたり、藤崎さんの作り手同士のリレーションで、いろいろな職人さんを繋いでいただいたのは、良い思い出です。

それからしばらくして、藤崎さんの工房「Sudio fujino」に、我が家の食事会で使う器を探しに伺いました。

藤崎さんの器は、木材でできているとは思えないくらい精緻で繊細な作りをしています。

形は同じで木材の種類を変えることによって、木材の表情の楽しさや、質感や重量の違いをより感じることができる気がします。そういった器を見ていると、藤崎さんの木材への偏愛が窺い知れます。

工房は山の中にあって、木材の匂いに混じって山の匂いがしました。工房脇には木材のストッカーがあって、木材が大量にストックされています。「知り合いの大工さんが珍しい木材をストックしてあって、それを譲ってもらった。」とそれとなく見せてくれた木材の量に、驚いた記憶があります。

工房の近くには、古民家を改装したカフェ&ギャラリーも構えておられて、奥様が作った美しいお菓子とコーヒーをいただきながら、藤崎さんがセレクトした作家さんの作品に触れることもできます。(現在、ギャラリーとカフェは移転しました)

出典:http://studiofujino.com/gallery-cafe/

 

この時、僕らは中くらいの丸いプレートを10枚購入しました。

もちろん、形は一緒。木材はいろいろ。

我が家ではスイーツを盛り付けることが多いです。

他にもサラダ。大皿で出したサラダを取り分ける、取皿としても重宝しています。

ガラスの器と組み合わせて使うこともあります。

お刺身や

スープのお盆として使うこともあります。

 

こちらはメインの一皿。どんなお料理を盛り付けても絵になるんです。

同じ料理でも、器によって全然違う見え方になります。逆に、同じ器でも、盛り付ける料理によって表情がかわります。

この様に、作家さんにお会いして、直接お迎えしたお皿は愛着が湧きます。

皆さんも、ぜひお気に入りの作家さんや、お気に入りの一皿との出会いを楽しんでみてください。

この記事の著者のプロフィール

夫婦ユニット「てとてと」

「てとてと」とは料理人の井上豪希とライフスタイルデザイナーの井上桃子による、食にまつわる様々な活動をする夫婦ユニットです。紹介&予約制の食事会「てとてと食堂」や料理教室の運営、企業へのレシピ提供、商品開発、ブランディングなども手がけています。

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