【我が家の器】山田隆太郎さん

2020.11.26

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作家さんが作った器が大好きな僕たち。

陶器市などに足を運んで、知り合いになった作家さんの工房を訪れ、どんな環境でどんなふうに作っているか、実際に目で見たりお話を聞いたりして、作家さんの人柄や、器に込められた想いなどに思いを巡らすようにしています。

出典:http://tetoteto.info/goods/mashiko_201705

そうしてお迎えした器たちに、自分の作った料理を盛り付けるのは、とてもワクワクします。

「料理は見た目が6割」と僕の父親から教わりましたが、まさにその通りだなと思っています。見た目とは盛り付けの美しさもありますが、その美しさも器あってこそだと思っています。

ここでは、そんな僕が愛用している食器と、その作家さんたちを紹介してみたいと思います。

 

 

山田隆太郎(神奈川県相模原市)

今回は、友人でもある山田隆太郎さんをご紹介したいと思います。

山田隆太郎

1984年 埼玉生まれ
2007年 多摩美術大学環境デザイン学科卒業
2010年 多治見市陶磁器意匠研究所卒業
2010年 多治見市にて作陶
2014年 神奈川県相模原市に工房を移転

 

山田さんとの出会いは、共通の友人の紹介。

紹介してくれることになる友人は山梨に移住。彼の家に遊びに行った折、ご飯をご馳走になり、料理はもちろん美味しかったのだけど、その器の美しさにハッとして、「誰の作品なの?」と聞いたのがきっかけでした。

出典:http://tetoteto.info/travel/domestic/20180622iimono

「友達が近所で作っているから、遊びに行く?」ということで、山梨と神奈川の県境のある山田さんの工房にお邪魔することに。

梅雨の合間に覗いた気持ちの良い晴天だったのを覚えています。

人の立ち入りを拒むような、細く曲がりくねった下り坂を抜けて、行き止まりの開けた場所に山田さんの工房はありました。

そこら中に並ぶ焼成を待つ器たち。大量の薪。迫力の登窯。

出典:http://tetoteto.info/travel/domestic/20180622iimono

工房にある木の下。木漏れ日の中、お茶をいただきながらいろいろな話を聞かせていただきました。

山田さんの工房には登窯があって、薪で器を焼いている。

釉薬に使う灰も自分で作っていたり、粘土も近所の川や、森に分け入って採取していたりするそうで、表現者としての姿勢に感動したのを覚えています。

山田さんの器は、様々な土、釉薬、技法を駆使して作られます。そのため同じ作家さんが作ったとは思えないほど、様々な表情をもっているのが特徴かもしれません。

出典:http://tetoteto.info/travel/domestic/20180622iimono

そのどれもが、味のある景色で、料理映えする、暮らしに馴染みます。とても滋味深い器だと思います。

 

僕のお気に入りは、我が家では「蛸皿(たこざら)」と呼ばれているこちら。タコの吸盤のような模様や、蛸の足のような意匠が施されているため、蛸皿と名付けました。

出典:http://tetoteto.info/travel/domestic/20180622iimono

カツオのたたきや、鴨ロースト、サラダなどを盛り付けるととても綺麗。もちろん、タコを盛り付けるのにもぴったりです。

出典:http://tetoteto.info/travel/domestic/20180622iimono

 

そのほかにも石のような表情のプレート

 

出典:http://tetoteto.info/

 

青白い釉薬の皿

出典:http://tetoteto.info/

出典:http://tetoteto.info/

出典:http://tetoteto.info/

 

背の高い高台の平皿

出典:http://tetoteto.info/

 

マグカップなどなど、我が家で登場回数が多い器たちです。

 

同じ料理でも、器によって全然違う見え方になります。逆に、同じ器でも、盛り付ける料理によって表情がかわります。

 

山田さんに限らず作家さんが作った器は、どんな料理にも合わせることができるので、ぜひお気に入りの器を探してみてください。

この記事の著者のプロフィール

夫婦ユニット「てとてと」

「てとてと」とは料理人の井上豪希とライフスタイルデザイナーの井上桃子による、食にまつわる様々な活動をする夫婦ユニットです。紹介&予約制の食事会「てとてと食堂」や料理教室の運営、企業へのレシピ提供、商品開発、ブランディングなども手がけています。

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