【レシピ】乾物の利用方法:寒天

2020.09.07

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夏になると、なんだか無性に食べたくなる寒天。涼やかでいいですよね。

今回は寒天の使い方を紹介したいと思います。

寒天は天草という海藻から作られていますが、形態の違いによって棒寒天、糸寒天、粉寒天の3種に分かれます。

今回はそれぞれの使い方についてご紹介したいと思います。

 

棒寒天と糸寒天の戻し方と使い方(調理時間:30分)

水に浸して戻す時間が必要です。天草という海藻から作られるものがほとんどで、弾力があり滑らかな食感で、プロの料理人や和菓子屋さんでも使われている寒天です。

▼棒寒天

 

▼糸寒天

 

材料

棒寒天 or 糸寒天 :4g
水(ふやかす用):たっぷり
水(煮る用)  :300cc
砂糖      :15〜50g

作り方

【1】寒天を適当な大きさにちぎる

棒寒天は、軽く洗って、手で適当な大きさ(3cmくらい)にちぎる。
糸寒天は、ハサミなどで5~10cm幅に切っておく。

ボウルに寒天を入れて、たっぷりの水に30分以上浸けてふやかす。ふやけたらざるに引き揚げて、よく水気をきる。

 

【2】寒天を煮る

300ccの水を鍋に入れて沸騰させる。沸騰したら❶の寒天を入れて塊がなくなるまで、弱火で煮ながら溶かす。完全に溶けたら、砂糖を入れて煮溶かす。(好みの甘さに調整してください。)

*砂糖を入れると、寒天の凝固力が上がるので、少しでも良いので入れるのがおすすめ。

 

【3】寒天を固める

茶漉しなどでこして、容器に流し込み、冷蔵庫で冷やし固め、サイコロ状にカットする。この状態で保存容器に入れて冷蔵庫で保存する。

 

粉寒天の使い方(調理時間:20分)

棒寒天や糸寒天と違い、水で戻す必要がないので、手軽に使うことができます。

食感はやや硬めで歯ごたえのある食感で、滑らかさは棒寒天や糸寒天のもと比べるとありません。

材料

粉寒天     :4g
水       :300cc
砂糖      :15〜50g

作り方

【1】粉寒天を水に溶かす

水に粉寒天を振り入れて、良く混ぜて溶かします。

粉寒天に水をかけるとダマになって溶けにくいので、注意してください。

 

【2】寒天を煮る

粉寒天を溶かした水を鍋に移し、沸騰させる。透明になるまで、弱火で煮ながら溶かす。完全に溶けたら、砂糖を入れて煮溶かす。(好みの甘さに調整してください。)

*砂糖を入れると、寒天の凝固力が上がるので、少しでも良いので入れるのがおすすめ。

 

【3】寒天を固める

茶漉しなどでこして、容器に流し込み、冷蔵庫で冷やし固め、サイコロ状にカットする。この状態で保存容器に入れて冷蔵庫で保存する。

 

 

クリームあんみつ寒天(調理時間:3分)

作った寒天をダイス状にカットして、ゆで小豆と、バニラアイスに合わせるだけの簡単スイーツ。

盛り付けるだけなので、来客があるときに材料を揃えておくとサッと作っておもてなしができるので試してみてください。

 

材料

寒天     :大さじ3
ゆで小豆   :大さじ1
バニラアイス :大さじ2
黒蜜     :お好みで
塩      :少々

作り方

鉢状の器に、ゆで小豆を広げて、寒天を散らす。真ん中にバニラアイスを盛り付けて、黒蜜を回しかける。最後に岩塩を散らす。岩塩の塩味が、甘さを際立たせてくれます。

 

 

寒天の豆知識

寒天の原料は海藻です。

紅藻類が主原料ですが、特に天草が使われたものは高級品で、色、歯触り、食感が良く和菓子屋さんやプロの料理人に使われています。

寒天の名前の由来は、「寒空」や「冬の空」を意味する漢語の「寒天」が元になっています。

もともと天草を煮て作ったは心太(ところてん)という料理があって、これを昔の人が真冬の寒空の下、外に捨て置いたところ、寒さで夜のうちに凍ってしまい、日中は暖かくなるので解凍され、これを繰り返し、数日後に気がついてみると乾物になっていた。

「寒晒心太(かんざらしところてん)」の意味を込めて、「寒天」と呼ばれるようになったそうです。

この記事の著者のプロフィール

夫婦ユニット「てとてと」

「てとてと」とは料理人の井上豪希とライフスタイルデザイナーの井上桃子による、食にまつわる様々な活動をする夫婦ユニットです。紹介&予約制の食事会「てとてと食堂」や料理教室の運営、企業へのレシピ提供、商品開発、ブランディングなども手がけています。

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