一度まとめて作っておけば、単品でも美味しくかけたり、和えたり、色々な料理にアレンジも出来る「万能ソース」をご紹介します。冷蔵庫に常備しておくととても便利です。

「万能たまねぎソース」をつくろう(調理時間:5分)
そのまま食べれば、みずみずしさと爽やかな辛味を感じる万能ソースです。
加熱すれば、甘味と旨味が加わります。
材料(1人前)
砂糖 : 大さじ1
作り方
【1】野菜を切る
玉ねぎは半分すり下ろし、もう半分はみじん切りにする。
エシャレットもみじん切りにする。
【2】材料を混ぜる
全ての材料を合わせてよく混ぜる。

万能ソースは、すぐに食べることもできるますが、一晩置いてくと、辛味が落ち着いてまろやかな味わいになります。
「万能たまねぎソース」が完成したところで、こちらを使った、簡単なアレンジレシピを2種類ご紹介します。
1 . たまねぎ素麺(調理時間:15分)
玉ねぎの甘味が効いた温かい素麺のレシピです。

材料(1人前)
作り方
【1】スープをつくる。
水200ccを鍋に入れて火にかけ、沸騰させる。
沸騰したら、中華スープペーストと万能玉ねぎソースを入れて、再度沸騰させる。
【2】素麺を茹でる。
素麺を茹でる。
【3】盛り付ける
器にスープを注いでから、素麺を入れて、具材を盛り付ける。
2.たまねぎと豚キムチ (調理時間:15分)
万能玉ねぎソースを少し加えるだけで、いつもの豚キムチとは印象の違うおつまみになるアレンジレシピです。

材料(1人前)
豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用):100g
キムチ :40g
サラダ油 :大さじ1
A万能玉ねぎソース :大さじ3
A醤油 :小さじ1
Aみりん :大さじ1
A砂糖 :小さじ1/2
A中華スープペースト :3g
作り方
【1】調味液をつくる
Aを混ぜておく。
【2】豚肉とキムチを炒める
熱したフライパンに油をひいて、豚バラ肉を炒める。
焼き色がついたら、キムチを入れて炒め合わせる。
全体に馴染んだら、❶を入れてよく炒める。
【3】盛り付ける
器全体に広げずに、中央に高く盛り付ける。
用意があれば、糸唐辛子を盛り付ける。
たまねぎの豆知識
玉ねぎは、旨み成分が多く、西洋料理のベースに使われます。
ふだん目にしているのは「黄玉ねぎ」という品種です。玉ねぎの中でも貯蔵性が高く、2〜3ヶ月くらいは保存できるのが特徴です。その反面、辛味が強く、甘味を引き出すために加熱調理されることが多いです。
玉ねぎは一年を通して販売されていますが、中でも3~4月に出荷される早取りのものは「新玉ねぎ」と呼ばれます。
通常の玉ねぎは、収穫後約1か月間ほど、風通しの良い日陰で乾燥させますが、「新玉ねぎ」は乾燥せずにすぐ出荷されます。そのため、新玉ねぎは辛味が少なく、みずみずしく柔らかで、サラダなどの生食に向いています。ただし、水分が多いため、傷みやすいので、購入したら早めに食べ切るようにしましょう。
玉ねぎを切ると目に染みることがありますが、これは玉ねぎの細胞に含まれる「硫化アリル」という物質のせいです。気化しやすい物質なので、目に染みるのですが、玉ねぎを冷蔵庫で30分以上冷やしてから切ると気化しにくくなるので、目に染みにくくなります。